22日の日経新聞朝刊に、非常に興味深い記事が出ていましたので、ご紹介いたします。
内容は、首都圏に住む20代・30代の男女へのアンケート調査によると、酒は月に1回以下あるいは全く飲まない人の率が、20代は34.4%・30代27.6%もいるとのこと。理由の第一位が「酒に弱い」はわかるが、次が「お金の無駄」ということらしい。
また、車への興味も薄く、20代で車を所有している人の割合は13.0%で、「車が欲しい」人の割合が2000年に同様の調査をした時に比べて半減しているそうな。
私ごとで恐縮だが、私の20代など車はもちろん所有していたし、酒は人生の潤滑油ということで「お金の無駄」などという発想は一切なかった。(もちろん、今もお酒は大の友達である)
それでは、何が趣味かというと、休日は家で掃除洗濯等で過ごし貯蓄することを好むという。おそらくは、ここ数年株式投資もネットでできる時代で、株式投資の勉強でもしながら家でPCとにらみっこしながらネットトレーダーを気取っている若者が多いのではないか。
日本が、20~30年前とは人間(若者)の本質が全く変わってきていることに政府も企業も気づかなければいけないと思う。何といっても、若者にこのような風潮が増えてきているのだから、昔は売れたものが全く見向きもされなくなっても驚いてはいけないということだろう。このような大きな変化をつかまなければ、企業経営の舵取りも難しいでしょう。
そして、政府は・・・。これにまつわる話を、次回以降コメントさせていただきます。