前にご紹介した最近の若者に対する記事を、ちょくちょく新聞や雑誌等で見かけるが、先週も日経新聞のコラムに載っていたが、内容にびっくりしたのでここでご紹介します。
最近の20代は人付き合いよりも直帰して、スポーツクラブへ行ったり学校へ通ったりする割合が増えているという。「ビジネスチャンスもそのようなまじめで健康的な若者狙いが奏功する可能性あり」、とコラムは結んでいる。
ビジネスチャンスはともかくとして、この
「まじめで健康的な若者」
という表現が私には異常にピントが外れていると思われた。「人付き合いが下手で挨拶もろくにできない、自分勝手な若者」が増えているので、そういうターゲットもあろう、とでもいうべきではないか。もっと言えば、30代以上も含め挨拶などの人とのかかわり方の基本に欠けている人間が非常に多くなっていることが、近年のさまざまな事件を引き起こしているような気がしています。
それを、「まじめで健康的な若者」と美化する記事には、どうも閉口してしまいました。皆様は、いかが思われますか?