福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

診療報酬に成果主義?の記事

みなさま、こんにちは。10月4日の日経新聞朝刊に、厚生労働省の方針として診療報酬に成果主義を取り入れるという記事がありました。膨らむ医療費を如何に抑制するか、の一連の流れの中での取り組みかと思います。これについて、私は

  1. 成果を誰が評価するのか?
  2. その申告をどうやって妥当かを誰が承認するのか?

以上2点が非常に難しいと思いました。確かに成果主義を取り入れることは良い方法のひとつかもしれませんが、これらをクリアしないと機能しないと思いますね。

まずは、リハビリ病棟から適用していくそうですが、リハビリの病状って良化が明確でないケースが多いような気がして、たとえば、現状維持でもそのリハビリは大いに意味がある場合があると思うのですが、それは「成果」になるのでしょうか?それともならずに診療報酬が削られていくのでしょうか?

それならば、私は自費負担割合を増やして、患者さんに病院を選ばせた方が良いような気がしますが・・・。もちろん、自費負担ができない患者さんの問題もあり、大変難しい問題だと痛感しております。ドクターの皆様はこのニュースをどう考えられますか?

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