最近、国会から消費税増税についての風潮が新聞やニュースを通じて聞こえてくる。17.5%まで高める必要がある、とか、それは次の衆議院選挙後に消費税を何%かアップさせるための布石だ、とか。ついこの前まで消費税率アップの話はご法度だったような気がするのが、急に与党・野党問わず話しが出てきています。
私は、現状の日本の財政状況を見れば、消費税率アップは喫緊の課題だと思っています。そんな中、今日の産経新聞一面で竹中平蔵氏がコラムにて、消費増税再建を回避せよ、と主張されていました。これは、福田内閣の政策が経済論議なく、再び増税に頼る方向に行こうとしていることが問題だということです。財政再建でも、成長再建と増税再建の二つの方向性があるのだが、福田内閣が進もうとしているのは後者のほうであり、これは危うい、と結んでいます。
確かに、単純に消費税増税はそろそろ仕方がない、という風潮は国民一人ひとりがもう一度良く確かめ議論を注視すべきだと思います。私も、今一度、よく見極めていきたいと思います。
増税による財政の無駄遣い、これを繰り返させてはならない!