皆様、こんにちは。今日は、歯科業界について書かせていただきます。
先日「CLINIC BANBOO」という医療雑誌に、歯科クリニックの記事が出ていましたのでまずはご紹介させて頂きます。歯科業界の現状そして今後の厳しさについては、あらゆるところで論じられておりますが、この記事によると日本より10年は先を行くドイツでは、元歯科医のタクシードライバーやトラック運転手が珍しくないそうである。
そして、生き残りのためには、1 予防診療の強化による患者の継続的勧誘、2 自由診療売上の拡大、の2点を挙げていました。
私は既に、クライアントなど多くの歯科医師の先生方にこの2点は申し上げてきましたが、その中で1の予防に取り組む先生方は結構多いのですが、2に本格的に取り組んでいる先生方は少ないことに気がついています。
1は比較的取り組みやすいのですが、これにあまり力を入れすぎてしまうと患者数の割りに診療報酬が少ないために売上が伸びないという落とし穴が待っています。すなわち、忙しい割りに儲からないという非常に面白くない状況になるということです。
ですから、私は言いたいのですが、「予防を強化するというのは、予防で売上を増加させるのではなく患者さんとのコミュニケーションを増やしていくことが2につながるのです!」ということです。
これをぜひ肝に銘じていただきたい。このコラムは、引き続き継続してまいりますので、どうぞ一緒に考えていきましょう。