相変わらず、医療関係のメディアでのニュースや話題が事欠かないようです。
つい先日では、NHKニュースでも医療モールの建設が花盛りとの紹介がありました。公共事業が減っていることもあり、あちこちの建設業者でも医療モール建設のため、ドクターを開業イベントなどに呼んで医療モールへの興味を引かせたいのだとか言うものでした。
もちろんお分かりだと思いますが、NHKが取り上げるニュースというのは既に古い話であって、今頃「そうなんだ」なんて言っているドクターや建設業者さんがいらっしゃったら、時代遅れの象徴ですね。
医療モールは、今後ただ作ってもだめでしょう。ドクターを集めるだけでなくて、患者さんをどこの医者に行くのがふさわしいかを振り分ける案内所があるとか、薬の処方を相談できる窓口があるとか、介護用品に詳しいプロフェッショナルがいる店があって、そこと医療モールのドクターと介護サービス事業者が連携していて老人専門の医療モールだとか、作る時から特殊性を打ち出していけるところが生き残っていけるような気がします。