福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

ガソリン200円時代をどう考えるか

皆さんは、今月車にガソリンを入れましたか?170円を突破するとさすがに高さに驚きますよね?ハイオクは1リッターあたり185円もします。上がることはあっても当分下がる気配は見えないことから、200円を突破するのも現実味を帯びてきました。これで、さまざまな影響が出てきているようです。

自家用車の使用の低下。鉄道利用の増加。漁船の出漁回数の控え。各業種のさらなる値上げ圧力。などなど、その中でも漁をする船の問題は、出荷する魚の量の減少を招きますので魚好きの私としては非常に心配です。

私はここで、物価の上昇も心配だと思うのですが、それよりもそろそろ資源に限りがあることを人類は真剣に考えなければならないと思うのです。石油もそうですが、水や食料など当たり前にあると思って生活している人が先進国の人々には多いと思いますが、実は近い将来これらが不足して今までと同じような豊かな暮らしができなくなるのではないでしょうか。今朝のテレビでも放送されていましたが、世界中の水のうち淡水の割合はわずか2.5%しかなく残りは海水です。当然、飲み水等には適しませんよね。しかも、淡水のうち私たちに利用しやすい水というのはわずかだということです。お風呂の水を例にとれば、利用できる淡水というのは片手ですくえる位の割合しかないそうです。

経済的利益のみを追求して発展してきた人類ですが、もう、限りある資源(もの)をどう守っていくか大切に使うか、を今すぐ実行していく時が来たと思います。個人的には省エネルギー省資源を心がけ、仕事的には環境への配慮に取り組む企業へ監査人としての評価が生きるような社会、そんなことで少しでも大切な地球を守っていくことに貢献できれば、真にそう思います。

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