今日で9月も終わります。そういえば、総理大臣も麻生さんに代わり昨日は風変わりな所信表明演説だったそうで、麻生カラーを印象付けたような。今の時代、やっぱり自己主張の強い人の方がうけるでしょう。麻生さんには頑張っていただきたい。
アメリカは大変なようです。サブプライムローン問題は、やはり底なし沼の様相で世界はこのまま落ち込んでしまうのでしょうか?今は、金融危機回避に世界が躍起になって取り組んでいかなければなりません。でも、これらの問題はすべて人間自らが作り出したものですね。地球温暖化の問題もそうです。いよいよこのままでは大変なことになる、と今更ながらようやく話し合いが始まったばかりですが、お互い自国の利益を主張してばかりでとても合意に至りそうもありません。
昨日の新聞に面白い記事がありました。太陽活動のニュースで、NASAによると最近の太陽活動はここ50年(?だったか)で最もおとなしくなっていて「黒点」がほとんど見られないそうです。この状況が続くと、次の活動期にも影響を及ぼし活動がおとなしい状況が継続して、2年後くらいから地球の気温にも影響が出始めるとか。なんでも、16~17世紀にかけて同じような状況があって、この時の冬場は大変な寒さだったそうです。
私が思ったのは、壮大な宇宙や自然の中で人間などの生き物は生かされていますが、そんな人間が行ったことなど天体のちょっとした動きにも比較にならない微塵なことなのだ、と。温暖化を脅えているが、太陽活動のちょっとした変化で取るに足らない危惧になってしまうかもしれない。あるいは、金融危機回避などと各国が議論していますが、ちょっとした我慢を全人類が行なえば済む話であり、それも天体の動きの中では大した問題ではない。要は、みなこの地球を含む宇宙の自然のバランスの中で生かされているだけなのだから、それをもっと自覚して感謝して生きなければならないのではないかと思います。
政治の話に戻れば、自民党と民主党が近々行われると予想される衆議院選挙で雌雄を決する戦いを行うようですが、現在の米国発の金融危機がぼっ発している状況でこのまま選挙戦に突入している局面ではないような気がします。現に、アメリカ大統領選も民主党共和党の両候補が同じ方向に向かわざるを得ない状況になっていますね。つくづく、天の動き(予兆)は我々人間を常に嘲笑っているかのように思えてなりません。