福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

歯科医院よ患者を徹底的に啓蒙せよ

今日は、歯科医院向けに話をします。今朝の日経新聞朝刊をご覧になりましたか?「歯の治療・保険か自費か」が1面を使って特集記事となっています。ここで登場してくる人物、ファイナンシャルプランナーの八ツ井さんという方が、「保険か自費か選ぶのは簡単でなく、歯科の知識が少ないと判断が難しい」とコメントしております。

私は以前から、歯科医院のクライアント様にはHPや待合室・受付そして歯科ユニットでの治療中など、あらゆる場所と手段を使って患者さんに医院ができる治療の紹介とその詳細について情報をPRしなさい(私はこれを、医院が行う患者さんへの啓蒙活動といいます)、と言ってきました。その意味がなかなか伝わらないかあるいは実行に移してもらえないクライアント様が結構いらっしゃいます。このブログをご覧のドクター先生は、「ウチはしっかりやっているよ。」とおっしゃられるかもしれません。確かに、何もやっていらっしゃらない医院はありませんが、すべてに100%工夫を凝らして患者さんに情報を一所懸命にPRしていらっしゃいますか?

記事の内容はじっくりお読みいただくことにしまして、患者さんへの徹底した情報提供がもたらす効果は、

  • 様々な選択肢の中から選択した、きちんとした丁寧な治療ができること
  • インフォームドコンセントが徹底していること

を患者さんに分かってもらえることであり、そのことが最終的にもたらす効果として、

  1. 顧客満足度を高めること。特に優良顧客から。
  2. 優良顧客がリピーターとなってとり込めること→その方からの紹介が見込まれること

なのです。1があることを本当に理解できた時、これが歯科医院のやりがい存在価値を強く感じることにつながるのです。情報のPRが営業的でどうも苦手、気が乗らない、とおっしゃる院長先生。それはまったく違います。1のために、患者さんへの啓蒙活動はやらなければならないことなのです。その上で、2に繋がっていくことが重要なのですが、もうお分かりいただけますね。そして、優良顧客の意味もお分かりですね?私のクライアント様なら大丈夫ですね。

今日のブログにつき、何かコメントやご質問等ありましたら、いつでも私までメール等ご連絡いただければと思います。

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