2週間ほどご無沙汰してしまいました。この間、いろいろと考えさせられる問題がありました。
1.株価 今日、バブル後最安値を更新したそうです。公的資金注入で下げ止まるかに一瞬見えた株価ですが、企業の業績見通しが出てきたところで元の黙阿弥です。しかし、日本株は今こそ「買い」?だと思います。しかし、日本は他にいろいろと問題がありそうです。
2.上場会社の破たん ここ2~3年新興市場に上場した会社の短期間での経営破たんが多く、公開審査に問題があったのではないかと指摘されていますが、最近破たんした会社の監査法人が粉飾に加担していたとの記事が日経新聞にありました。その監査法人、30代のみの優秀な会計士のみで構成されていることを売り物にしていました。しかし、実際は規模の拡大に走りすぎたのでしょうか?監査は、ただ単に積極的に受けてしまう仕事ではないと改めて考えさせられます。
3.医師不足問題 私の住まいと事務所のある江東区、都立墨東病院で妊婦さんが救急で受け入れを拒否され、タライ回しとなった挙句最終的に墨東病院に受け入れられたものの、亡くなってしまうという悲劇がありました。土曜の宿直医が1名しかいなかったそうです。医師の数自体は不足していないのです。ただ、大病院などの勤務医のなり手が少なく、自営のクリニックなどの医師はたくさんいると思います。国は、保険診療報酬の振分を真剣に改革しなければなりません。クリニックを経営するドクターには申し訳ありませんが、大病院で公的に地域に貢献している医師の待遇を(金だけではありませんが)大幅に改善しなければならないと思います。
4.政治 いよいよアメリカ大統領選が迫ってきました。オバマ氏がおそらく当選するでしょう。アメリカがどう立ち直っていけるのか、世界中の注目の的です。そして、日本。自民党対民主党の一大決戦のはずですが、解散時期が不明となってきました。そして、気になるのが小沢民主党党首の健康状態です。本当に、今年中に選挙となるのでしょうか?何か微妙という感じですね。
これらにつきまして、今後もう少しコメントしていきたいと思います。