福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

おかしな人たち

早いもので3月になりました。例年あっという間ですが、今年は特に1・2月は瞬く間に過ぎてしまいました。皆様方には、花粉症の悩める季節の真っ盛りとなりますが、いかがお過ごしでしょうか?今朝は、何人かの人についての雑感をお伝えします。

まず最初、「無税入門」だか「無税万歳」だったかそのようなタイトルの本を出した方を本屋さんでたまたま見つけました。斜め読みすると、作者は本業はサラリーマンでもうすぐ退職される年齢のご様子で、30数年間で900万円もの所得税を節税した方法を紹介していた。要は、副業で赤字となる事業を行いその赤字と給与所得を損益通算して税金を丸丸還付してもらっていたということ。もし、本に記載のとおり合法的におやりになっていたのならば、確かに「無税」だが副業に赤字を垂れ流して損をしていた、つまり「無税」でも何も得になっていないのでタイトルに騙されて買った読者は馬鹿を見ることになる。いや、そうではなくて架空経費で赤字としていたならば・・・、これは明らかに「脱税入門」でこれを推奨するならばこの輩は相当やばい人ですね。まあ、明らかに後者でなければ意味がないので、いわば暗黙の脱税入門本だと思った。私に言わせれば、30数年間も1円も税金を納めない日本人が偉そうに物申すな、と言いたい。困った人だ。

二人目は、日本のリーダーの話ですが、麻生首相の退陣は時間の問題となってきましたが、対立の小沢民主党代表が日本の米軍に対する認識で第7艦隊?など認識のおかしさが日米両国で問題視されているようです。やっぱり、民主党が政権を取ったら統一性のない大変不安定な政治を行いそうで、解散総選挙をしたところで行き先が不透明です。何はともあれ、強烈な新しいリーダーが必要だと思うのですが、見当たりません。困りました。

最後、同じ政治家の話ですが、ベルルスコーニというイタリア首相も麻生さんなどと同じたぐいの人間のようですね。「イタリアの女性はきれいな娘が多すぎるので、治安強化で強姦犯罪は防げない。」や「オバマ大統領はハンサムで日焼けしている。」さらには、フランスのサルコジ大統領に「あなたの彼女は私があげた」など、これはもう政治家というよりはお笑い漫才師のセリフだ。漫才師なら、面白すぎて大笑いしますが、一国のリーダーの発言では、ただただ呆れるだけだ。

世界を人間を救えるのは、やはり一人一人の個人の意識改革しかないのだとつくづく思う。

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