福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

今年を振り返り-1-

早いもので今年もあと10日余りとなりました。そこで、今年を振り返ってブログを書いてみようと思います。

まずは、野球の話。何と言っても今年のプロ野球は、大変盛り上がったと思います。松坂・岩隈の快投に始まり、イチローの最後に出たクリーンヒットでWBC連覇となり、今年の野球が始まりました。日本のプロ野球は大混戦でどこが優勝するか最後まで分からない展開でしたが、最後は巨人が実力通りの力を発揮して日本一に。そして、原監督はWBC優勝とプロ野球日本一の二つのビッグタイトルの監督となり、最高の年だったと思います。

一方のメジャーリーグは、イチローの活躍は例年通り素晴らしく、彼はやはり神なのでしょうか?そして何と言っても最後を締めくくったのはゴジラ松井です。シーズン中は苦しんだようでしたが、ワールドシリーズでの並はずれた活躍は神がかっていました。目標のワールドシリーズ制覇とそのMVPにまで選ばれ、野球選手冥利に尽きる結果だと思います。

私は今年活躍したこれら選手や監督の皆さんに、一つ学ばせていただいたことがあります。それは、

努力を怠らず焦らずひたすらチャンスが訪れることを待つことの大事さ

です。松井選手は、怪我をしてからの2~3シーズン、随分周りからいろいろと言われたかと思いますが、自分の信念を貫いたのでしょう。WBCへ参加もしたかったことでしょうが、今年のメジャーでのプレーに賭けたのだと思います。

原監督は、選手時代には長嶋・王という二大スターの去った後の巨人四番を打つことのプレッシャーは大変だったと思います。随分と叩かれたこともありました。監督になった1年目は見事日本一となりましたが、翌年はリーグ優勝できず監督を解任されました。しかし、復帰してからの3年間はすべてリーズ制覇し、解任後の期間を含めて監督としての技量を黙々と磨いていたことと思います。

岩隈選手は近鉄時代に剛腕でならしましたが、楽天に移籍してからスランプと故障に苦しみました。周りからは、もうダメなのではないかとさえ思われた時期もあったでしょう。しかし、フォームの改造や投球術など地道に努力を重ねて、昨年見事に復活しました。WBCの優勝は彼無しでは考えられない活躍でした。

神がいるとすれば、やはりちゃんと見ていると。必ず光を当ててくれる。そんな気がします。

WBCで活躍しながら、シーズンはうまくいかなかった松坂やダルビッシュ、その他にも何人もいると思いますが、彼らもきっと来年以降を見据えじっと努力をしながらチャンスを待っていることと思います。焦らず努力を怠らずに、来るべき時を待つ。

そんなことを、今一度、自分にも問いかけている今日この頃です。

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