福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

年度末と桜と未来

今日は3月31日ですね。会社や役所で言うと、事業年度の最終日すなわち年度末ということになります。ここ最近、あたりの飲み屋さんなどで送迎会を兼ねた?飲み会後の人々の姿をよく見かけます。企業によっては、来年度予算の達成に向けて「エイエイオー」と雄叫びをあげているところもあるでしょう。もっとも、やらされている従業員の方の中には、「この不景気にこんな数字無理だろう。」とか「来年はもっと悪くなりそうで、自分の会社は大丈夫だろうか。」などと不満や不安を抱えている方も多いかもしれません。

桜が開花しました。しかし、ここ数日の寒の戻りで満開は先になりそうですね。ここ2~3日は特に真冬の寒さで、冬が好きな私もさすがにそろそろ暖かくなってもらいたいと思うようになりました。ただ、桜をみる者にとっては一気に咲かない方が少しでも長い間鑑賞できるので、良い傾向かもしれません。桜を見ますと本当の春を実感できるし、鮮やかな満開の桜は今後の未来も少々明るく考えることができるのではないでしょうか。

さて周りを見ますと、一向に景気が良くなる実感はありません。ご多分にもれず弁護士や会計士などの士業も、新規合格者が多数就職できないという事態になっています。それどころか、就職しても薄給待遇で合格までの学費を借金で賄っていた人は、その返済に窮しているといいます。どの業界も、食べていくのに大変な世の中になっているのです。

そんな中、民主党の政治は世のため未来のためを考えて行われているのだろうか、疑問でいっぱいですね。郵便局の預け入れ限度額を2,000万円に増やすとのこと。何のため?誰のため?八ツ場ダムやっぱり中止で、地元の老舗旅館がまたしても廃業に追い込まれたとのこと。なぜ中止?普天間移転問題。社民党などが県外を求めているが、それをどうやって今さらアメリカを説得する?県外ってどこに?グアム?本当にアメリカの基地はいらないのか、日米安保の今後をどう見直したいのか?

どれも、ビジョンが全く見えません。やっぱり民主党政権ではだめなのか?でも、自民党も低迷したままですね。私は民主党政権には3年間は頑張ってほしいと言いましたが、その想いは未だ変わってはいません。将来像を示してほしいと思いますね。

 

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