今朝、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会はスペインの優勝で幕を閉じました。私の予想のオランダは惜しくも準優勝でした。
さて、今日はIFRSをサポートしようとする日本公認会計士協会や大手監査法人の動向についてです。新聞等によると、2015年に上場企業がIFRS強制適用になるのを見込んで、日本公認会計士協会あげて我々公認会計士へのIFRS教育をサポートしていくとのこと。また、大手監査法人もそれを受けて?かIFRSプロジェクトチームをたち上げ、IFRS導入に向けたクライアントに対するサポート専門部隊を強化していくとのことです。もちろん、これらに似た話は前々から出ていたものですが、やはりIFRS完全導入がいつになるかが現段階では確定していないため、巷の書店で多数の書籍が並んでいる割には、まだまだIFRSを強力にサポートできる会計士はほとんどいないと思われますし、企業サイドもこれから本格的に立ち上げるという会社も多いのだと思います。
当事務所も、外資系企業向けに各種サービスを行っていますが、監査や税務と共にこのIFRS導入サポートにも力を入れ始めています。IFRSは基本的枠組みである部分が大きいことから、細かい部分は会社の業態や内容によっていろいろと相談しながら作り上げていく必要があると思われます。従いまして、じっくりと話ができる会計事務所やコンサルティング会社を見つけていただければよろしいのではないかと思います。
なお、最近税理士をwebサイトで探されるお客様が多いことと思われます。当事務所もweb広告には力を入れておりますが、大手(中小もいる)?税理士紹介サイトが相当入り込んできております。これらサイトではうたい文句は素晴らしいですが、実際は有料で税理士を登録させて順番に紹介業務を行っているだけのようですので、本当に御社のニーズに合った税理士を紹介してくれるのかどうかよく見極める必要があると思います。国際税務やIFRSなどの特殊分野についても、これら税理士紹介サイトは引っかかってきますが、こういう特殊分野を行う会計事務所が一般的税理士紹介サイトに登録するのかどうか、私には疑問です。
皆さま、十分注意して下さい。英文会計や国際税務・英語監査のことならば、経験豊富な当事務所へご相談下さるようお願いいたします。