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公認会計士 福地徳恭

理不尽?意味不明?の世の中

3週間ちょっと、更新をできませんでした。公私に少々多忙だったとはいえ、ご愛読の皆様には申し訳ございませんでした。

さて、最近のニュースからの話題です。まずは、今月に入ってもっぱら話題となっているのが高齢者の行方不明問題。「どこどこの最高齢者」と言われれば、誰か同居者がいて役所も当然実際に把握しているとばかり思っていましたね?ところが実際は、役所の記録の上だけでの話だったようです。確かに、役所から長寿のお祝いを持参したところで、同居人から「今寝ていますから。」とか「本人が遠慮していますから。」と言われたら、役所の担当者は品を同居人に渡して帰るしかないのでしょう。

しかし、これが年金の受給となると話は別です。たとえば、100歳を超える方への年金支給は、最低年1回は何らかの方法で所在確認をすることが必要だったのではないでしょうか?直接が難しくても、医者への通院履歴や介護訪問看護の履歴など、第三者を介した確かめる方法はあると思います。それがない場合、難しいかもしれませんが、役所の担当者ないしは区長さんや市長さんのようなトップ自ら表敬訪問するなどで、確認すべきなのではないでしょうか。それにしても、どんな理由があって亡くなった親や祖父母の名義を利用して、年金を不正に受給したりしたのでしょうか。これでは、ご先祖さまに顔向けできなくなってしまうと思うのですが、いかがでしょうか。

それと、児童虐待の話。どうして、自分や義理の子供を非常な虐待までして死に至らしめるのか。何で力の弱い何も抵抗することができない純粋な心を持った子供たちが、肉親や内縁の男や女どもに痛めつけられ、あるいは放置され、ほとんど人間らしい愛情を受けることなくこの世を去らなければならないのか、私はどうにも理不尽さを感じて耐えることができません。今世の中は、目に見えない愛情や義理・道徳などよりも、お金・裕福さ・物欲など目に見える(見えそう?な)ものが大事にされる傾向に歯止めがかからなくなってきていると思います。社会が、内部からも破壊されてきていると思います。

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