福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

よくわからない・・・。

世の中、どうも真実がよくわからないことが多すぎますね。まずはIFRSの話ですが、日本は2012年までに本格導入するかどうかを検討中ですが、どうもここのところその動きが鈍くなっているらしいとのこと。何故か、は、簡単に言えば導入による悪影響と言いますか混乱があるためと思われます。何でも、IFRSのおひざ元のヨーロッパ各国(ドイツやフランスなど)は、その国にEU規制市場とそれ以外の市場の複数が存在していて、IFRSを強制適用して計算書類を作成しなければならないのはEU規制市場だけでそれ以外の市場は任意適用あるいはIFRSを適用してはいけない国もあるそうだ。いったい何なのだ、それは。日本は、諸外国にならって上場企業はすべてIFRSを適用しようと進んでいるのではないのか?それで良いのだろうか、ということが今になってわかってきたということらしい。

一方、柔道のルールもまた変わったそうだ。何でも、足をめがけて攻撃することが禁止されたとか?ついこの前も、「効果」というポイントが廃止されたと思われる(間違っていたらごめんなさい)。どういう背景でこうもルールが変わるのかよくわかりませんよね。まあ、日本の選手が活躍できるのならばそれで良かったということになるのかもしれません。

複数の抗生物質に耐えうる「スーパー耐性菌」のニュースも不可解です。以前は、どこかよその国から来た人が持ってくる以外には発見されなかったそうだが、病院内にて感染者が発見されたとのこと。しかし、それでは独自に菌が発生したのか、それとも、すでに菌が日本国内にある程度ひそんでいてそれがお年寄りなどの体力の弱い方に感染したのか、何だかよくわからない。しかも、菌というものは薬に対する抵抗力をつけて進化していくものだろう。それならば、ある程度予想は付いているはずの出来事だと思うのだが、そういう類の話とは異なる大問題なのだろうか?

物事の解決というのは、完全解決が難しいということに通じるのだろうか?つまり、病気や菌など完全に駆逐することなど無理であり、病気や菌に関わらないようにそれを反らす、というような工夫が必要だということだろうか。政治や国同士の問題でもそうであるように、国民すべてが納得する政治など無理だし、二国間では両国がお互いに満足する主張などあるはずもない。つまり、物事なんでも「関心を外にそらす」という方法が意外と重要なのかもしれない。そんなことを思う、最近の出来事でした。

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