10月から本格的冬へ
皆さま。今年も早いもので10月に入りあと3カ月となりました。先月はいろいろと出来事がありました。民主党の代表選で、管直人が小沢一郎に意外の大差で勝利。中国と日本の船との尖閣諸島での衝突事件。日本は国内法で裁けずに船長を釈放、結果、外交で完敗の心象を国際社会にさらした。かたやフジタ社員の中国での拘束。いまだ一人解放されず。そして、今後に向けての景気の減速予測が。円高傾向の歯止めに予想がつかないことも、日本の減速を後押ししているのだろうか。
どう考えても、日本の景気がそう簡単に持ち直すとは予想できません。少子高齢化、人口減少、そして近々世帯数も減少に向かう日本。消費が上向くわけがないと思います。異常に暑かった今年の夏がようやく終わり、秋から冬に向かいますが、日本は経済的にも強烈な冬の時代を迎えるような気がしています。今度の冬は、本格的につらい冬であり4～5年の長い冬であるような気がしています。どうやって冬支度をしようか、そんなことを真剣に思う最近です。