福地公認会計士事務所

外資系企業向け英文会計・税務サポート
...
公認会計士 福地徳恭

遅ればせながら、新年初の投稿です。

新年のご挨拶が大変遅れました。今さらながらですが、今年もよろしくお願いいたします。

さて、1月も今日で終わりです。1カ月があっという間に過ぎてしまいました。まずは、先日のサッカー日本代表のアジアカップ優勝は素晴らしかったですね。日本代表も、これほど強くなっているとは思いませんでした。昨年のワールドカップより前の代表とワールドカップ以降の代表とでは別のチームのようです。今後ますます楽しみです。暖かく、我らがサッカー日本代表を見守っていきたいですね。

話は変わって、今年はどんな年になるのでしょうか。昨年度末に決まった税制改正と年明けにやたら消費税アップの話がマスコミや政治家の間で取りざたされていますが、なにやら増税仕方なし、の論調が作り出されている気がしてなりません。やはり、管政権になって完全に昔の自民党政治に戻ってしまったようです。国民からむしり取ろうとしている税金の行方は、一体どこへ向かおうとしているのでしょうか?

消費税増税の議論がしっかりなされ、その必要性・使途・他の税金の減税との絡みなどの枠組みが明らかにされれば、国民はそれに賛成すべきかどうかを自ら決定できます。しかし、その議論は選挙を意識してどこかへ覆い隠されてしまい、昨年度末の税制改正のような中高所得者層狙いの小手先増税をやられてしまいました。どうも腑に落ちません。これをやられてなお、消費税増税となれば、一体いくら国民からふんだくればよいのか?ということになりますね。

現在の管政権も、1年足らずで終わってしまうのでしょうか?何たることでしょう。しかし、これは何もリーダーや政治家だけの問題でなく、こんな政治家を許して自ら何も変えようとしない国民の責任でもあるのかもしれません。国民の危機意識の無さ、人任せの姿勢、事なかれ主義、国家愛の欠如、そんなところから変えていかなければならないのではないかと。

先日BSNHKで、コロンビアのボゴタ(首都?)の新市長が今から15年ほど前に、腐敗した無法化した都市をわずか3年で改革し、見違えるほどの発展・変貌をさせた、というドキュメンタリーを放送していました。その新市長は奇抜な発想や思い切った政策で、今までの人々にあった自己中心主義や腐敗・改革へのあきらめなどを改めさせたのです。それを見て、ああ、日本にも今、こういう政治家が出てくる必要があるな、と強く思いました。

私も人任せはいけません、と言いながらも、そんな救世主の出現を待ち望んでしまう今年です。

福地公認会計士事務所ブログ・最近の投稿