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公認会計士 福地徳恭

石原都知事の照明を暗くすべき発言

これは先日、たまたまニュースか何かで見て変だと思ったこと。大震災後の原発事故の影響で、今年の夏場に大幅な節電を強いられる日本。そんな中、新クールビズだの省エネ家電などがもてはやされる今。そんな中、日本の建物の照明が明るすぎるからもっと暗くしてもよいのではないか、という問題に対して東京都知事の石原氏が、

「欧米諸国と比べて、日本の建物内の照明は明るすぎると言われているから、もっと暗くしたって問題ない。照明を暗くすることで節電できるんだよ。」とかいう内容のコメントを発されていた。私は照明を暗くして節電をすべきことに何ら異論はないのだが、欧米諸国と比較したのはおかしいと思った。欧米人すなわち白人とくに目の青い方は、部屋の明かりが暗くても物を見たり読書をしたりするのに能力上問題ないことになっていると、どこかで聞いたことがある。しかし、アジア人である日本人は生理上白人と比べてそのような能力に劣っているのではないかと思う。これが本当だとしたら、そのまま欧米諸国と同レベルにすべき、という話は説得力がないような気がした。

いつも説得力のある発言の多い石原さんだからこそ、何でこんなコメントを発したのだろう、と疑問を持ってしまった次第だ。

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