松坂屋再開発はtoo late!
ちょっと前のニュースについて。銀座にある松坂屋を閉店し再開発して新しい松坂屋等商業施設を作るという話題。完成が今から5年後？とかずいぶん先の話である。まず、時間の問題だが遅すぎやしないか、というのが素朴な疑問。次に、再開発してどのような顧客層をターゲットにしているのか、5年先の日本の状況を想定して構想を練っているのだろうか、少し疑問に思った。
再開発を手掛けるのは、六本木ヒルズ・表参道ヒルズの両ヒルズを手掛けた森ビルだそうだ。ふーーーん。いかにも話題性がありそうな感じだが、待てよ、六本木ヒルズや表参道ヒルズがそもそも本当に成功したのだろうか、と私は思っている。あのような、若者から中年の世代および金持ち層をターゲットにした造りだと思うのだが、5年後に出来上がる銀座ヒルズ？も同じ層をターゲットにするのかはたまた全く違うことを想定しているのか、その結果やいかに。
私は直感で思った。多分この大規模再開発は失敗に終わる。今後の日本経済、急激な縮小方向に向かうと思われるから、今後必要なのは、大規模な開発ではなくて既存物件の効率的利用ではないか、と。すなわち、伝統を守りつつ小規模な修正をすべきと思うのだが・・・。