8月が今日で終わる。しかし、残暑が厳しくなかなか涼しくなる気配がない。ところで、昨年あれほど騒いでいた関東の節電の夏は今年はどこへ行ったのだろうか。私の知る限り、原発停止のため節電をしております、という場所はどこにもなかった。そして、関西の節電はどうだったのか。大飯原発を動かさなければ、15%以上?の節電をしなければならないとか数値目標を何度も新聞等で報道されたが、大飯が動いたらほとんど節電のニュース等はなくなったようだった。大飯は何基動いたのか知らないし、興味もないのでわからないが、大飯を動かしても10%以上の節電が必要だと報道していたではないか?大阪の節電の夏はどうだったのか、そして、本当に節電の夏だったのだろうか?電力の需給状態が逼迫しているというニュースは皆無だった。
やっぱり、節電報道は原発がなくなると大変になるという電力会社の宣伝だったのだろう。事故を起こしたらあんなに厄介なもの、それがすんなり節電も必要なく電力が足りるとなったら国民は「なんであんなもの作ったのだ。電力会社と国は責任をとれ!!」となってしまう。すぐにそう言わせないための、報道工作だったのだ。やっぱり間違いない。
国も政治家ももちろん電力会社も所詮、本当のところ一般国民のことを思って行動していないのだろう。原発はやっぱり不要だ。原発で飯を食う人々を、このまま放置してはいけない。青森県六ケ所村の人の平均年収が1,300万とのうわさがある。そんなバカな話はない。どう考えてもおかしいではないか。毎週金曜日に首相官邸を取り巻くさよなら原発デモは、今も続いているのだろうか?たぶん続いているのだろう。福島県の子供たちに、放射線からの影響が出始めているニュースが先日の毎日新聞で報道していた。私も、脱原発を皆とともに実現していきたい。