福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

新年所感

2013年新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年第1号は、次の2つを記します。

まず一つ目は、かねてからこの国の政治問題について記述してきたが、つくづく難しい問題だと年末に思い至った。というのも、たまたま親しい人間と日本の政治について話し合ったのだが、認識や価値観の違いがこれほどあるのかと思い知らされたからだ。他のことでは多少の意見の合致や不一致があっても気の合う友人ということで何も問題ない会話が常々なされてきたのだが、政治のことではそうはいかなかった。これは、あまり踏み込んで話し合うべき領域ではないのだと今回は改めて思い至った。つまり、私のようなにわか政治評論者ごときが他の人を捕まえて政治談議をするなどということは、おこがましいことなのだ、と。だから、今後ブログで多少触れるとしても、あらゆる考えや価値観があるという前提で記述しなければならないと思う。

二つ目は、酒の話である。私のとある友人からの不定期なありがたい手紙が届くのだが、その中でウシオ電機の会長牛尾治朗氏の明言を紹介していて、安酒は飲むな高い酒を飲め、とあった。これは何も金額的に高い酒を飲めという金銭的な話ではなく、人は酒の席で知的でまわりに好奇心をあおり上品にさりげなく品格を落とさず楽しい酒を飲むべきである。そうでなくただ単にストレス解消というだけで会話にこういったものが何もなく、大酒を喰らい、翌日逆にストレスをためてしまうようなそんな飲み方をしていませんか?それは決してストレス解消にもならず、そんな無駄な飲み方はしない方がましですよ、ということだと私なりに理解した。私は酒は大好きだが、牛尾氏の言うとおり飲み過ぎた翌朝はストレス解消どころか「あーあ、飲み過ぎた。こういう飲み方はやめよう、今日こそたしなむ程度にしよう。」なんてことを思ったことが数えきれないほどある。だから、これを読んで改めて思った。

今年は、元旦からむやみに酒を飲むのは止めよう。牛尾さんの言うとおり、今年からはここぞと言う時にだけ高い旨い酒を少しだけ飲むことにしよう。これが私の元旦の計となり、何十年ぶりかの酒を一滴も飲まない正月三が日となった。何だか、お恥ずかしい限りであるが、これが少なくとも正月坊主にならずずっと守っていけるように頑張ってまいりたい。

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