福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

本田圭佑のような男の出現を国政やさまざまな場で。

ここ1か月、全くブログを書く気が起こらない。今の停滞している日本を見ていて私は不満でいっぱいだ。それは、ニュースの内容のなさからも分かっていただけるだろう。しかし、サッカー日本代表の先日の試合で、本田圭佑選手がプレッシャーを一身に背負って放ったPKは、見ていて鳥肌が立つほど感動した。そこで、この本田選手にちなんで書いてみたい。

アベノミクスは早くも旬は終わった。早々と円安基調は終わり株価は乱高下を繰り返し始めている。私が恐れていた120円を超えるような円安はやはり起こらない。2月に安倍総理が訪米した時にオバマ大統領と何を話したのか真相はさっぱりわからなかったが、私が間違いないと睨んでいるのはあの後から急に、アメリカの「財政の壁」問題のニュースが無くなったことだ。皆さんもおかしいとは思いませんか?もちろん、すでにこの話は副島隆彦氏の本にしっかりと書かれているのだが、私は副島氏の本を読む前から3月以降になぜ急に財政の壁のニュースが報道されなくなったのか不思議でたまらなかった。結局のところ、安倍首相は円安と株高を何かの見返りにオバマに頼み込みに行った、というのがこれらの疑問の解決に調和する。

その見返りとして支払った対価が、5月末くらいで切れたということではないだろうか。それは想像でしかないのでこのくらいにするが、それ以外に国際社会の場で安倍首相が自分の主張を、きちんとした戦略を持って筋を通している場面があっただろうか?中国・韓国への停滞した外交、アメリカへは上記事項以外に毅然とした態度を示せていない。憲法改正を貫けるのか?はたまた、飯島参与とかいう人を北朝鮮に密かに派遣し交渉させたまでは良かったが、この後威勢が悪くなった。拉致問題は日本と北朝鮮との二国間の問題であり、私の政権で必ず解決する、と言い放った威勢はどうした?アメリカに気を使い?拉致問題は日米同盟そして六か国協議の中で解決すべきだ、と後退してしまった。

福島の原発や放射能汚染の問題に、日本全体が無関心だ。これは、私にも言える。関心はあっても何もすることができない。それでも、これではいけないと先頭を切ってかんばっていらっしゃる人たちがいるはずだ。マスコミ等は全く報じないが。

今日のプロ野球の統一球のニュースには、またひどくがっかりさせられた。やっぱりそうだろうな、とは思っていたが、ミズノへ極秘に依頼し隠蔽を指示していたとは。いったい何のため、そして誰のために・・・。この加藤というコミッショナーは元外務官僚だという。そういえば昔、田中真紀子氏が外務大臣だった頃外務省は「伏魔殿」のようだ、と言っていたのを思い出した。

私は、本田圭佑選手のような自己実現のために自ら強いリーダーシップで突破力を図れる、そんな人がこの国には求められていると思う。そしてそれは、この国の様々な場所で必要なのではないか。皆、それなりに幸せな現状に満足してしまい、目先のちっぽけな利益にばかり目を向けて小さな自分の世界を守ることばかり考えている。しかし、その小さな世界のすぐ脇ではがけ崩れが起きていて今にも大海にのまれようとしているにもかかわらず・・・。

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