福地公認会計士事務所

外資系企業向け英文会計・税務サポート
...
公認会計士 福地徳恭

デング熱は一過性ではないと思う

1週間くらい前から代々木公園で蚊に刺された人からデング熱を発症したというニュースが始まった。それが瞬く間に何十人と感染していると報道され、公園を封鎖して殺虫剤を撒いたり蚊をサンプル採取して、やっぱりデング熱のウィルスを持っていたとか大騒ぎしている。周りの住民へインタビューしては、早く騒ぎが収まらないかとか収束して欲しいとかいう報道を繰り返し見せている。

私は、地球温暖化によるウィルスの発生ではないかと思う。つまり、日本にたまたま発生したのではなくて昔からウィルスは潜伏していたのだが、気候の関係で表面に出なかったのだと思う。ついに、日本も気候が亜熱帯化してきた証拠である。ウィルスが活動しやすい温度になったのではないだろうか。西日本の豪雨も、亜熱帯化が原因ではないのだろうか。

関西以西の方から、「向こうの方の大雨は昔から半端じゃないんだよ。」というのを聞いたことがあるが、これほど立て続けに豪雨が繰り返され大災害が起きることはあったのだろうか。しかも、西日本だけではない。長野や山梨など、もう数えきれないほどの豪雨による災害が今年起きている。気候変動がもたらした亜熱帯化ではないのか?

そう思っていたら、中国でもデング熱が流行しているというニュースを昨日知った。そして今朝のニュースでは、アメリカで原因不明のウィルスによる健康被害が流行しているという。ニュースも、100%信じられる昨今ではないが50%の信ぴょう性としても、熱帯地域でしか流行したことのないウィルス性の疾病は、ついに温帯地域においても見られることになったと考えるのが妥当のように思える。

そんな状況の時、虫よけスプレーを買い占めたり長袖を来たりして予防することに大騒ぎするのも良いかもしれないが、一時しのぎでは済まされないと悟り温暖化が与える深刻な状況についてじっくり考えてみる時期ではないかと思う。

福地公認会計士事務所ブログ・最近の投稿