福地公認会計士事務所

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公認会計士 福地徳恭

2度も助けられた。ひたすら感謝。

久しぶりの書き込みです。
さて、私の趣味がオートバイであることは、私とある程度お付き合いのある方であればご存知だと思うが、今年は2台あるうちの1台の大型(1200cc)バイクの方で2度もバイクを倒してしまった。運転中の事故というわけではなく、1度目は米沢の秘湯の宿についた直後の立ちごけ(停止したのだが、バイクが砂利で滑ってバイクだけ転倒)。2度目は、出発時に歩道を押し歩き中に手が滑って転倒。幸いに、体は無傷。
このバイクに乗ってもう10年目なのだが、昨年まで無事故無違反だった。バイクというもの、所詮2輪なのでバランスを崩せば倒れてしまうものだから、こんなこともあると思った。それはそうと、倒れたものは起こさなければならないが、なかなかこの大型バイクを1人で簡単に起こせるものではない。特に1度目は、斜面の谷側に倒してしまったのでかなり難しい。宿の方に応援を頼んだが様子を見てこれは難しいと思われたのだろう。ちょうど山から下山してくる若い少年たち(高校生か大学生のように見えた)にも声をかけていただき、私を含め4~5人かかりで起こすのを手伝っていただいた。
2度目の時も、隣にあった倉庫業者の方がわざわざこちらに来ていただいたので、「すいません、ちょっと手伝っていただけませんか?」と声をかけたところ、引き起こしを手伝って下さった。
私が特筆したいのは、どちらにしても嫌な顔を一つせず皆好意的に引き起こしを手伝って下さったことだ。なんてすばらしい方たちなのだろう。私は、ひたすら感謝するしかなかった。これが、日本人の気質であり「困った人を見かけたら助けてあげよう。」と思う方が大勢いらっしゃるのだろうと思う。そして、この気質というか姿勢は何も日本人だけのものではないと思う。他の国の方々も、基本的には同じような行動を取る方が多いのだと思う。今、世界を見るとテロだとか宗教の問題などを含めて国家あるいは人種間での紛争がたくさん起きている。しかし、多くの一般庶民(人々)は決して戦争や争いなど望んでいないはずであり、すべての人同士が和気あいあいとはいかないまでも争いを起こさないようにできるだけ干渉しないように暮らしているはずである。この問題は難しい背景があるのだと思うが、何か一部の人間が無用な戦争や紛争を巻き起こしているように思える。
どうしたら、お互いが争わず助け合うという世界にすることができるのだろうか?私のプライベートな出来事から、世界平和を、なんていうのは誠におこがましいかもしれないが・・・。

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