すっかりご無沙汰してしまい、気が付けばあと1週間足らずで平成時代が終わります。皆さんの平成時代はどのような時間でしたか?一言では言い尽くせないとは思いますが、私は20台中盤から50台中盤という人生の真ん中というコアな時代であり、今後も忘れられない平成だったと思い続けるだろうと思います。
さて、今日はこの平成というキーワードで特に「平成天皇」にスポットを当て、「天皇メッセージ」という矢部宏冶氏(小学館)著作の本を皆様に是非読んでいただきたいということをお伝えしたく、ブログを更新しています。私は特に今まで、天皇のことを研究したり気にしたりしたことはほとんどありませんでしたので、もちろん右か左かという思想も全く気にしたことはありません。しかし、現天皇皇后両陛下が各地を積極的に慰問される姿には、いつも敬服の念を持っていました。それがどういう意味だったのか、この本を読み改めて知らされました。明仁天皇陛下がどのような苦しみの中で象徴天皇と向き合って来られたか、そして、美智子皇后陛下もその気持ちを汲みその苦しみを分かち合って来られたか、が両陛下が過去に残されたメッセージとともに描写されています。天皇制を持つ日本国国民として、右も左も関係なくこの本を読むべきだと私は強く思いました。平成が終わる前に、あるいは、令和が始まるGW期間中を利用されて、是非この本を手に取ってご覧いただきたいと思います。