医療法の改正により、医師・歯科医師は大競争(淘汰の)時代を迎えます。ドクターの皆様、備えは充分ですか?
ドクターの皆様、度重なる医療法等の改正により、医業経営が以前のようには行かなくなっていることは既に実感されていらっしゃると思います。特に、歯科医は点数の引き下げや体系の改正などにより、保険診療だけに頼る経営は既に限界を迎えているといっても過言ではないでしょう。
すなわち、サービス業として意識した医療サービスを行うことが必要となっています。その意味では、歯科医師の先生方の方が早くから危機感を持って歯科医業経営に当たられていると思われます。
それが、医師の世界でも同じようなことが起こってきています。たとえば、病院経営です。医療法の改正により、病床をもった病院が今までどおりの経営を続けられるかどうか慎重に検討しなければならなくなりました。
点数の改定により診療報酬が下げられたり、患者さんの入院日数を短くしなければならなくなり、実質的に医療報酬が減るなど、病院経営は今岐路に立たされてきています。この流れは、クリニックにも波及してきています。
すべては、国の医療費抑制を強化する政策により、医業経営が今までどおりのやり方では継続しえなくなっているのです。
これに対して、一般的な医業コンサルタント等は以下のようなアドバイスを医師・歯科医師の先生方に提案してきています。
1. 医業はサービス業と心得よ
2. クリニックの建物等は見栄えを良くせよ
3. 受付や助手など従業員をサービスマンとして教育せよ
4. HPをリニューアルし、集客を良くせよ
以上はほんの一部ですが、それらアドバイスは確かに一理あります。しかし、それらが本当に重要な改善点でしょうか?あるいは、その真意をよく理解されていらっしゃいますか?
たとえば、サービス業?ってどういうことでしょうか?
なぜ、見栄えを良くする必要があるのでしょうか?
現状や将来に疑問をお持ちのドクターの皆様、一度ぜひ私どもへご質問等をお寄せください。また、私のブログでも医業経営について日々コメントを載せておりますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。
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